機能不全の 3PL 体制をどう立て直すか? 4PL 導入で実現する「物流会社を最大限に活かす」仕組みの作り方

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矢部 誠

株式会社船井総研サプライチェーンコンサルティング 
サプライチェーン支援部
4PL・物流不動産チーム チームリーダー シニアコンサルタント

メーカー物流部門、物流子会社を中心とした100社以上のロジステイクス改善コンサルティング・CR・物流システム構築・拠点戦略・輸送戦略を中心に、SCM連携戦略と、ロジスティクスを中心とした経営課題への取り組みを強みとする。

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物流の議論をしていると、必ずと言っていいほど出てくる前提があります。


「改善するなら 3PL を変える」
「まずは現場を見直す」
「システムで何とかする」

もちろん、どれも間違いではありません。ただし、ある段階を超えると、こうした打ち手だけでは前に進まなくなります。そのときに必要になるのが、「4PL」という選択肢です。

現場を動かすのは「3PL」。では、未来を決めるのは?

「物流を実際に回しているのは3PL ではなく、実物流会社(輸送や倉庫保管・荷役業務など)では?」

この問いは非常に本質的です。現場を動かしているのは 3PL や物流会社です。輸送も、保管も、配車も、オペレーションも。3PL や物流会社なくして、サプライチェーンは成り立ちません。

では、ここで一つだけ問いを変えます。その物流のやり方を、 どの会社に任せ、どの条件で契約し、どの KPI で評価するのか。値上げを受け入れるのか、それとも構造を再設計するのか。これを「決めている」のは誰でしょうか。

多くの企業では、この意思決定が分断されています。経営は数字、物流部門は現場、購買は契約、そして 3PL は実行管理。結果として「部分最適」は進むものの、全体最適は曖昧なまま。 この「意思決定の空白」こそが、3PL が本来の力を発揮できず、機能不全に陥る最大の原因です。

4PL による「最適解」の組み合わせ

機能しなくなった 3PL をただ入れ替えるのではなく、4PL という「脳」を組み込むことで、物流体制は劇的に進化します。また、船井総研サプライチェーンコンサルティングでは、「4PL × 実働会社」の組み合わせ現場作業に特化した実働会社を、4PL がプロの視点で直接コントロールします。コストのブラックボックスを排除し、極限まで無駄を削ぎ落とした「身軽で強固な物流」を実現します。

「4PL × 3PL」の組み合わせ 既存の 3PL を「変える」のではなく、4PL が「評価と設計」を担うことで、彼らの役割を再定義します。曖昧だった KPI を整理し、同じ物差しで評価することで、3PL が最も成果を出しやすい環境を整えます。

物流会社を「変える」のではなく、物流を「決める機能」を整える

4PL は、物流会社の代わりに現場を回す存在ではありません。 物流会社を束ね、評価し、設計し、「どの形で回すべきか」を決める機能です。

私たちが目指す 4PL は、原価構造、契約条件、KPI、人件費、パートナー評価を同じ物差しで整理します。その結果、物流会社の力を最大限に活かせる状態をつくります。今後も 3PL が主役であることは変わりません。むしろ、正しく設計されれば、本来 3PL はより成果を出しやすくなります。4PL は奪う存在ではなく、物流会社を活かすための意思決定機能なのです。物流の未来を決めるのは4PL による「意思決定」です。

最後に

もし今、3PL に任せているが、

・ 設計は曖昧
・値上げや契約見直しが場当たり的
・ KPI はあるが、判断基準が統一されていない

そう感じているなら、必要なのは新しい物流会社ではなく、「決め方」を整えることかもし
れません。

自社の物流戦略・体制が 4PL に移行したら「どう変わるのか」。まずはお気軽にご相談ください。

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サプライチェーン支援部
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