人材定着のカギは異文化理解のヒアリング
外国人スタッフの定着率を高めるためには、
入社前に「相手の文化を理解するためのヒアリング」を実施するのが良いでしょう。
目次
外国人スタッフの定着率を高めるカギは「文化の理解」
待遇への不満ではなく「孤独」が退職理由に
先日、A運送の現場で事務職として採用したパキスタン人のスタッフが、退職を申し出ました。
理由は、待遇への不満ではなく「寂しいから」でした。
パキスタンでは大家族で暮らすことが一般的で、食事は家族全員が揃って食べることが当たり前だったり、友人や家族といる時間が多く、1人でいる時間が少ないそうです。
そのため、社内や地域にコミュニティがなく、孤独を感じていたそうです。
別の南米出身者も「一人で食事をする文化が信じられない」と語っていました。
日本の職場環境とのギャップ
一方、日本の運送業界では、「一人で働きたい」「人間関係はめんどう」という理由で入社する人が増えています。
また、企業側も、コロナ禍からそのまま社内の飲み会や集まりをやめた会社も多いのではないでしょうか。
このように外国人スタッフの感覚は、日本人の感覚とは違う場合もあるため、入社時のヒアリングを実施するのが良いでしょう。
入社時のヒアリングで相手の「前提」を知る
例えば、相手の前提を知るための質問項目をあらかじめ用意しておき、ヒアリングを実施して、外国人スタッフの文化を理解することが必要不可欠です。
国籍を問わず、人が定着する組織とは
- 食事はどう取るのか
- 休日はどのように過ごすのか
- 家族とどう過ごすのか
実はこれ、外国人材に限った話ではありません。
日本人であっても、「最近の人は干渉を嫌うから」と一括りにせず、個別の価値観をヒアリングし、理解を示す姿勢が必要です。
相手の背景を知り、歩み寄ることこそが、国籍を問わず、人が定着する組織の条件なのだと思います。
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